内閣府の調査では中学生のスマホ保有率が
約70%、高校でほぼ100%というデータがあります。
中学生のスマホ使用目的は、動画、ゲーム、SNSの
3つを占めます。
こうした中で、持つか持たないかよりも、どのように
適切に使用していくかを議論した方が建設的かもしれ
ません。
スマホゲームは依存性が非常に高く、中には友達と
深夜までオンラインゲームに講じる例も少なくない
といいます。
しかし、こちらは各家庭でルールを設定しておけば、
数ある問題も解決出来るケースも多いです。
例えば、「夜9時以降はスマホは親が管理」など。
子供はルールを100%破るといっても過言では
ありませんが、問題なのは破った時に親が
ペナルテイを実行しないという点です。
約束は約束なので、ペンルティなどを設定した
場合は実行しなければなりません。
これを『教育』といいます。
「この場面が終わったら止めるから」
「もうすぐ終わるから」
と子どもに言われ、それをぶつぶつ言いながら
許す親がいます。
そうなると、子どもは「約束を破っても大丈夫」
という事を「学び」ます。
これが、親が子どもにコントロールされている
実態であり、親のストレスが増長するゆえんです。
中学生のうちは以下を推奨します。
「ルールを決めて子どもはその枠の中で使用する
ようにする」
これが教育としてもしっくりくる気がします。
昨日、中学生の保護者の方とスマホの家庭ルール
について話をしておりました。
「我が家は次のテストで420点以下の点数でスマホ
没収します!!」
隣で子どもは苦笑い(笑)
「スマホは絶対持たせない」
この考えは実は時代に反した思考で、リスクが潜んで
いるのかもしれません。