今まさに甲子園が活況を迎えております。
負けたチームは皆が涙し、勝ったチームに健闘を称える。
高校野球の目標は甲子園出場であり、全国の頂点に立つこと!!
しかし、試合の勝ち負けだけが高校野球の醍醐味ではきっとない。
毎朝母親が弁当を作り、朝練習に向かう息子を送り出す。野球をするにも
ユニフォームやグラブ、バットなど高価な買い物が必要となる為、他の支出を
抑えないといけない。
練習が終わるのは夜の10時を過ぎる事が多く、そこから食事。
その後は外で素振りトレーニング等。寝るのは12時を越え、起きるのは5時頃。
母親はそれよりも遅く寝て、早く起きる。これを少なくとも3年間毎日繰り返される。
一言で言うと、「母親には頭があがらない」
これを無償の愛というのでしょうか。
どんな球児でも3年間の高校野球生活を終え、まず先に来るのが、親への感謝である。
世間一般の高校生は「反抗期」という時期だろうか。私もそうでしたが、高校球児には
「反抗期」などほぼない。むしろ「感謝」が先にくる。これほどしてくれる親に反抗?
まずあり得ない。
高校野球の3年間はきつい事が9割と言われている。うまくなる為には反復練習が基本とされ
その反復練習が本当にしんどい。同じきつい練習を3年間繰り返すのである。
その練習がちゃんと出来た高校、出来なかった高校が最後の結果として表れる。
高校野球は常にトーナメント試合であることから勝者、敗者が明確に決まりますが、負けても
得られるものが大きい。
3年間共に練習した仲間、指導して頂いた監督やコーチ。応援してくれた学校の皆さん。
そして、いつでも支えてくれた両親。
高校野球を経験した子は、その後、野球を続けなくても、この3年間が人生の糧となり、
仕事で辛い事があっても必ずこの経験が自分を支えてくれる。
おそらくこれ以上の濃い3年間は2度とやってこないと確信している。
それだけ、高校野球には人生に必要な全てが詰まっていると思う。
これは野球だけではないが、今、外で遊ばなくなった子が急増している現代。
まず、外で遊ばなければスポーツをやりたいという気持ちすらおこらないと思います。
そんな子を持つ心配な保護者の方はJPCスポーツ教室にご一報下さい( ^^)
スポーツを通して、人生に必要な自分軸を作っていきましょう!!