パフォーマンスピラミッドとは、パフォーマンスを

向上させる順番を分かりやすくピラミッド型に表した

ものになります。

下の層から順番にトレーニングを行う事でパフォー

マンスが向上します。こう提唱したのがアメリカの

理学療法士、グレイ・クック氏で、今やこの理論が

グローバルスタンダードとなっております。

野球の投げる動作で例えるなら

「片足でしっかり立つ」ということ。

しっかり立つためには、地面についている足の股関節

のスタビリティー(安定性)や浮いている足の

モビリティ(柔軟性や正常な関節の動き)が必要です。

また、胸を張って投げられるように肩関節の

モビリティ、スタビリティも必要です。

これらが無い状態で、一番上の層のスキル

(競技動作)を高めようとするとどうなるか。

片足立ちがグラグラしている選手が、100球、200球

投げ込んでも速いボールが投げられませんしコント

ロールも定まりません。かつ、ケガのリスクも

高まります。

その為に、トレーニングの順番はこのピラミッド順で

行なわなければなりません。

現在のプロ野球界でも一番重要な基本動作の

トレーニングを無視して筋肥大に重点を置いた

トレーニングをする事で1軍で出場すれば結果を出すが、

ケガをして継続的にパフォーマンスを出せない選手も

多くいます。

F1でいえば、エンジンは大きく、ドライバーの腕も

一流。しかし、車体はボロボロでは良い走りが

継続出来ません。

JPCスポーツ教室では、まず一番重要な要素

である、体の可動性や安定性を重点的にトレーニング

指導しております。