インサイドアウトは自分自身の内面から始める
という考え方である。
反対にアウトサイドインとは
「失敗したのはあいつのせいだ」
「子どもがわがままなのは夫に似ているからだ」
など、被害者意識に凝り固まり、思うようにいかない
わが身の状況を他の人や環境のせいにする思考。
夫婦ならば、お互いに相手だけが変わることを望み
相手の罪をあげつらい、相手の態度を改めようとする。
このアウトサイドインに従った人は、幸福とは
言いがたい結果となっているでしょう。
これとは真逆がインサイドアウトです。
「部下が失敗したのは私の責任。反省すべきは私だ。」
「子どもが運動や勉強を進んでやらないのは、子どもに
夢を見せられてないからではないか。」
など、常に問題を自分発信でポジティブに捉え
失敗を成長の糧に転換する思考は物事が全てうまく
いくエネルギーが生まれます。
家庭環境が悪くなっているなら、自ら行動で示す。
口でとがめるのではなく、背中で示す。
やがて、負の空間がプラスとなって循環していく。
問題は常に自らの内面で発生しているとの視点
に立って考えれば、やがて一貫した行動をとるよう
になり、愛情あふれる親になる。
今、ご自分自身は
「アウトサイドイン」の思考なのか
「インサイドアウト」の思考なのか
それはあなた自信が置かれている環境で
すぐ判断出来ます。
周りの環境が良い人、悪い人。
それは自分自身が作り上げた環境です。
親のせい、収入が低い夫のせい、友達のせい
会社のせい。こんなくだらない思考をまだ持たれ
ている方が見えたら、一度思考をリセットしましょう。
もう一度、自分自身を見つめ直すという事も
人生が好転する良い分岐点となることでしょう。