学童期とは小学校6年間のことです。

この時期は骨格が発達し、それにともなって

体の各部の長さも成長し、骨格筋量も増大します。

また、呼吸・循環器系の機能や筋力、持久力、瞬発力

などの運動能力が高まる時期でもあります。

活動量も増加するため、必要なエネルギーをはじめ

たんぱく質などの栄養素がしっかりとれるようにする

ことが成長は大切です。

また、肥満や極端なダイエット、そこから拒食や過食

なども起こす時期です。幼児期同様にこの時期の肥満

は成人になってからの生活習慣病のリスクを高める

ため、運動量に見合う食べ方が大切です。

逆に、極端なダイエットは栄養不足から疲労やケガを

起こしかねず、成長にも支障をきたします。

女性の場合は、学童期後半から月経がはじまるため

男性より多く鉄が必要になります。スポーツをすると

鉄の必要量は多くなりますが、鉄は吸収が悪いので

女性のスポーツ選手は貧血にならないように、

毎日意識してとりたいミネラルのひとつです。