A 社長
B マネージャー
C 部下
絶対やってはいけないこと(経営者目線)
部下CがマネージャーBを通り越して
社長Aに直談判して許可を出す。
C「社長から部長に言って下さい!!」
A「そうだな!!話をしておくよ」
C「ありがとうございます!!」
A「・・・という声が現場からあがっているぞ」
A「彼らも彼らなりにやってるんだから……」
B「わかりました……。」
A「この前の意見部長に伝えといたから!!」
C「ありがとうございます」
しばらくして……
B「社長……ちょっといいですか?」
B「最近部下が私の言うことを聞いてくれなくて」
どの企業でもありがちだと思いますが、上司を通り
越してトップに直談判などビジネスの世界では
御法度です。
JPCの場合、C⇒Aという場面が、仮にあった場合
「お前、誰に口聞いてるの?」
の一言で終了です。その事実を知ったBは
震え上がることでしょう。
どんな小さな組織でも、序列は必ず厳守しなければ
ならない。
この序列が守られていない組織は、中間管理職が
機能していない為、会社の成長などあり得ない。
そもそも、組織形成を軽視している社長の
経営手腕は無論論外です。
私が、企業コンサルをする目線はまず、組織
の序列を明確にさせること。これは絶対です。
この場面だと、C部下がB部長
を通り越してA社長から許可をもらった。
つまりC>Bという構造図を社長自ら作り上げて
しまったという事です。
経営者の皆さん。これは絶対NGです。
中途半端な優しさなど必要ございません。
あなたの仕事はCの意見に耳を傾けるのではなく、
Bを育てる事です。
そしてCに該当する方は、頼りないBが目の前に
仮にいたとしても、あなたの仕事はBを批判する事
ではございません。あなたの行動でBを成長させる
のです。それが、あなたの成長に繋がります。
少なくとも、私はそうやってサラリーマン時代
を過ごしてきました。
Bに華を持たせ、Bの評価が上がり、社内の雰囲気
もよくなり、仕事の効率が上がる。
結局Bの評価が悪いとCにも影響が及びます。
この理論を理解し、行動出来れば、必ず必要
とされる価値の高い人材となることでしょう。
多数の若い世代の方にこのブログを
見て頂いておりますので是非この論理を
理解してもらいたいと思い、年の瀬では
ございますが、ブログにしてみました(^^)