【子どもにやっちゃだめな事】

『魚をあげる』こと

もらう事が当たり前になり、もらった瞬間その

魚の価値はどんどん下がってしまう。

魚が減ることはあっても増える事はない。

要は増やし方をしらないから増やそうとしない。

「塾にいきなさい」「勉強しなさい」

「宿題やりなさい」「○○しなさい」

先日ブログでも書きましたが、親から言われた

事をするというのが「プライム」となる。

ゴールを親が強引に設定したらそれはもう

子どもはロボットと一緒。

思考回路が停止してしまう。

人間の記憶量はロボットには勝てない。

【子どもにして良い事】

『魚の釣り方を教えてあげる』こと

野生動物は本能的に親が子に餌の捕り方

を教える。それは、1人で生きていく為の

術を命を賭けて伝授する。

魚の釣り方がわかってくると、子どもなりに

もっと良い魚はいないか、もっと釣りやすい竿

はないか、もっと効率的に釣れる餌はないかなど

1つを教える事で知識の枝葉がどんどん分裂

していく。子どもは特に自分が良いと思ったもの

への吸収力は半端ない。

例えば、電車が大好きな子は大抵賢い。

車両の形や色、路線名、駅名といったさまざまな情報

があふれる電車の世界は「認知能力」を高めるのに

最適な空間だという。

何度も提唱するが、今は昭和、平成の時代ではない。

一時的に記憶してテストの結果に一喜一憂するのは

教育ではない。

人間は1時間経てば半分忘れてしまう動物。

1ヶ月後はほぼ記憶から消えている。

企業が会社がその忘れる人間の脳には期待しない。

その点、人工知能(AI)を導入すれば経費が安く

抑えられる。

今の子ども達は労働準備者という位置づけで、

12歳の子も10年経てば社会人となる。

10年後の社会は激変しているだろう。

10年前はスマホ市場がなかったように。