子どもの肥満には、生活習慣と運動不足、遺伝
などの要因が関係しています。生活習慣につい
ては、最近は思いっきり外遊びが出来る場所が
減っていることから、どうしてもゲームやインター
ネットなど室内での遊びが中心になりがちです。
ゲームや動画視聴などに夢中になっていると、
ブルーライトなどの影響で眠くならず、遅くまで
起きているので睡眠不足になりがちです。
生活リズムが崩れれば朝は起きられず、朝食抜き
で学校に出かけることが多くなります。睡眠不足や
朝食抜きは、肥満の大きな原因です。
外遊びが少なければ、エネルギー消費量も低下します。
福島県では、震災により子ども達の外遊びが禁止され
た結果、肥満傾向児の頻度が日本一になり、体力も
低下しました。子どもにとって、身体を十分に動かす
事がいかに大切なことかわかります。
そこで、肥満傾向児の簡単な見分け方です。
ウエストが身長の半分以上あったら要注意!!
立った状態で軽く息を吐き、おへその位置でウエスト
の周囲長を測ります。空腹時に測定してください。
もし、ウエストが、身長の半分以上あれば内臓脂肪が
増え始めている疑いがあるので注意が必要です。
ウエストを身長で割った数値が0.6を超えていた場合
は内臓脂肪型の高度肥満の可能性が高いと考えられ
ます。
ちょっとお腹がぽっちゃり系のお子さんがいたら
測定してみてください。これは大人も同様です(^^)