今年の就活時期も間もなく解禁となります。

JPCで働く学生もその就活生の一人。

「働きたい企業は決まった?」

「いや、どこがいいっすかね?」

「いやいやお前の人生だろ。自己分析は

終わったか?」

「いや。まだです。」

自分の長所、短所。自分からの視点と

第三者視点では評価が全然違う。

「例えばお前話するとき無意識で目線が逸

れるだろ。それ面接でやったら次ないぞ」

「面接は基本減点方式で目をそらすは

レッドカード」

もうその場でお帰り下さいと言われる子も

いました。

「大学名は?学部は?学生時代に取得した

国家資格は?部活動での戦績と立場は?」

「愛知の私立大学のお前に対して、集団面

接の時に、隣が早稲田、慶応の野球部だっ

たらそいつに勝つ為に面接官にどうアピール

する?」

「面接官からの視点でお前という像がどう

映る?」

「人事部は企業に合わない人材採用しただけで

会社に3億円の損害を与えたも同然の評価をされ

るから向こうも真剣勝負だぞ!」

「もっと考えます(汗)」

皆考える事は同じで、少しでも有名な会社に

就職したい。給料良い所で働きたいと思うの

は同じです。面接に行くまでにも、まずは

エントリーシートで大学名、学部と志望動機

を記入します。それを全国の大学生が各企業

に送付しますが、どんな大手企業でも人事部の

人数はせいぜい10人から20人。何万通のエン

トリーシートを見るのは不可能で大学名など

入力して特殊なソフトで絞り込むのが通例です。

私も学生時代に、その年で1番人気の某都銀から

内定通知を頂いたのは13次面接。13回目の面接

を受けた後でした。情報戦線と徹底的な自己分析

が好悪を奏しての結果となりました。

その時に内定貰えたと確信した質問が

「あなたは日本でガソリンスタンドはどれ位ある

と思いますか?」でした。

この唐突な質問で、ほとんどの学生が

「10万件ですか?」

「コンビ二と同じ位ですか?」

と呆気に取られた表情を見せるのに対して

「これはあくまでも私の推察ですが日本の

人口÷日本の総面積×全国市町村の数÷政令

都市で4万5000件程だと思います」

これは答えなんてどうでもいい。ある仮定を

立てて立証できるかを見極めていたのです。

ちなみに考える時間は1秒です…(笑)

皆、大丈夫だろうと何の根拠もなく取り組もうと

しておりますが、就職活動は人生を決める一大

イベントと言っても過言ではありません。

そして、最初はどきどきわくわくして取り組み

ますが、あまりの不採用通知の連続でメンタルが

もたない子も出てきます。

面接官との集団面接では、隣の子が緊張し過

ぎて震えあがってる子も多数いました。

JPCスポーツ教室に通う子でもそんなに遠くない

未来に直面します。

直前に対策を立てても、当日は必ず震え上がります。

その点、私は心を無にして、むしろ隣の子が震え

上がる様子を心の中で楽しんでいました(笑)

一事が万事です。

小学生からどんどんメンタルを鍛えて、大事な

場面でも平然と装えるようにしましょう(^^)