結論が後回しになる話し方は、起承転結の構成
をとっている事が圧倒的に多い。
起承転結とは、言うまでもなく、最も有名な作文の
方法として日本人の間に定着しました。
この現象を『起承転結の呪縛』という。
なぜ、結論を先に言えない思考パターンを生み出して
しまうのか。
起・・浦島太郎がいじめられていた亀を助けた
承・・亀はお礼に浦島太郎を竜宮城へ連れてった
転・・乙姫様から観待を受けた後、玉手箱をもらって帰った
結・・玉手箱を開けたらおじいさんになった
起→承→転→結
しかし、ビジネスの現場は正反対
必要以上に細かなことをしゃべろうとすると話が
長くなる重要でない情報は話さない。
結論を先に言わない人は頭の整理が出来てない。
なのに話をしようとしている。
よって話を聞く意味がない。
という事になる。
話し方一つでその人の思考回路が見える。
質問一つでその人の知識が図れる。
経営者同士の会話は思考回路の探り合い。
思考の働きが遅い人とは正直合わない。
どれだけ良い事を話ししていてもお互い
時間は有限である。
ビジネスの現場にいるなら頭は常にフル回転させなけ
ればならない。
若い人こそ結論に迷子になるケースが多い。
まず、自分の伝えたい事を的確に言葉で表現する
スキルを身に付けるべきだと思う。